入団の意思決定をするまでのプロセスについて、判断材料の参考としてご案内致します。
(当然ですが、最終的には栃木南ポニーに入部を促したいと考えての記事ですが、それ以外の道であっても、良い決断をするヒントになればと思っています)
選手の皆様も、保護者の方々も目先の進路及び今後のビジョンについて頭を悩ましていると思料致します。
また、考えはあっても、行動や決断をすることが悩ましく、腰の重い動きも多々あると思います。
それらの「もったいない」時間を活用する、また近い将来「判断が間違っていた」ことの無いように補足となる考えをご案内致します。
今回は6年生を対象としたご案内となりますが、他の学年の方は、それぞれ対象を読み替えてご確認下さい。
まず第一に考慮すべきは、本人(保護者を含む)のおかれているいる状況・立ち位置を整理・確認することだと思います。
大きくわけて「将来に渡り野球を続けたい」「とりあえず中学生の間はやってみたい」ケースがあります。「野球を始めたい」という場合もあるかと思います。
また、「中学の部活でやりたい」「クラブチーム(軟式または硬式)でやってみたい」「漠然とクラブチームも考えている」「迷っている、どうしたいかわからない」の選択肢もあります。
また、保護者の負担、役割り、送迎、費用などに不安を持たれている場合もあります。
まずは、自分がどの選択肢を持っているか、明確にしていきましょう。
また、選択肢がある場合に、決断の時期も選択肢に入ります。
その中で「クラブチーム(軟式も含む)」が少しでも選択肢にある場合は、本記事の対象者となります。
※なお、「既に意思決定をしている方」に過度の影響を受けないように注意する必要があります。
自分の進むチームへの過度な勧誘や、拘束されたり、なし崩し的になるような動きには乗らない心構えは必要です。
他者の影響で目の前の時間や将来の時間を無駄にすることは良い決断ではないと思います。
クラブチームへ進む選択肢が僅かでもある場合、すぐにしなければならないのは「情報収集」です。
ネット、告知物、口コミなどの媒体により情報を収集することになりますが、栃木県内は保守的な思想も強く、チーム数も情報もあまり多くありません。
情報に触れないまま、漠然と進路を決めてしまうケースが多々みられます。
そのため、情報収集はかなり能動的かつ積極的にすすめる必要があります。
その中で、決定的な情報は「実際に体験をし、当事者に話を聞く」ことにつきます。
なんとか目、耳、頭で情報を多く集め、1つでも多くコンタクトをとり、実際に接触するまでの行動をすぐに実行して下さい。
リスクはあまりありません。が、成果は莫大になるようなアクションです。
ここで躊躇することによって今後の大きな流れを失う可能性が高まります。
漫然とした日常に流されることなく、気合を入れて行動してみて下さい。
実際に体感した後は、次に判断に移ります。
自分が生きるチームか、目標には合っているか、状況が理解できているか、いつ決断するか、他の選択肢はないか、難しい判断が求められます。
また、判断に迷いすぎるとタイミングを逃します。
タイミングは、どのチームに入るかと同じくらい大切だと思います。
「どう判断すべきか?」 これについては答えはありません。
熟考しすることはもちろんですが、直観はとても大切です。
また、練習や指導陣、選手の父兄の様子などの様子を注意深く観察して下さい。
入部した後、合わなければいち早く辞めるシナリオも視野にいれて下さい。
(日本人の考えではなかなか難しい考え方です。この考えが無いと失敗を恐れることにもつながります)
また、費用・課せられる義務・保護者の負担・人間関係などは、活動を継続するにあたり、たいへん大きな課題です。
説明や伝聞、噂は鵜呑みにせず、自らの目で確かめましょう。
よくある話ですが、チーム方針としては保護者の役割は任意だが、他の保護者からの無言の圧力があったりするなどで、結果、想定とは違った状況になってしまうなども考えられます。
真偽を見抜く力も必要です。
もし迷いがあるようでしたら、栃木南ポニーで聞いてみて下さい。
入部は勧めますが、強制はしないので大丈夫です。
チームに参加するに際して、体験などをしても、そのチーム内に友達や知人がいたり、OBや関係者などのつてが無いと、なかなか入るのに躊躇すると思います。
そこは考え方ですが、知り合いがいないことはメリットも多いと思います。
多少の覚悟がなければ、わざわざクラブチームに入る必要も薄れます。
時期の判断も重要です。結論を引き延ばし、なんとなく中学入学時期からどこかに所属するというような判断は最も推奨できません。
覚悟を決めた決断であれば、気持ちの面でも体力の面でもアドバンテージは大きくなります。
少しでも子供の成長を望むなら、今すぐに行動をお願いします。
ポニーリーグの理念は野球を通じて「若者を守る」ことです。
難局に立ち向かう勇気を与えるお手伝い、頑張ってみて下さい。
各チーム、リーグともすぐに春の大会などが始まります。
また、4月以降はすぐに各カテゴリーによる大会(1年生大会など)もあると思います。
学校と同じスケジュールに合わせていると、当然、出だしから遅れます。
遅れを取り戻す力がある選手はマイペース調整も有りかと思いますが、さすがにこの年代ではそういう選手こそ既に始動しているケースが多いと思います。
もし、栃木南ポニーを選択する可能性のある場合は、1年生大会を視野に入れて頂き、今日から硬式の練習だけでもお願いします。